ほぼ決着。
およそ、全員の受験が終了しました。
長いようで、あっという間の2020年度の受験生の戦いがほぼ決着しました。残念ながら全員を第一志望校へ導くことはできませんでしたが、4人中3人が第一志望校への進学を果たしました。合格させてあげられなかった生徒も、合格発表の直前、「これでもし不合格でも。やれることはやり切った。後悔はない。」という状態まで成績を上げ切りました。英語・国語の偏差値は一年間で20以上上がりました。そこまで本気になってやり切ったといえる受験ならば、意味があると考えています。
受験生を持つからには、絶対に合格をさせなければならない。それは、塾屋として当然のことと考えています。一方でトップアスリートよろしく、人生において「入試」というイベントで自分の考える限界を超えた努力と継続力をもって、最後までやり抜くことを学ぶこともまた大切なのではないかと考えます。個人的な考えとしては、この世は非情で、努力が100%結実するとは限らないとも考えています。ただし、常に思考し、自分自身の目標を設定し、そこに向かって努力し、壁を乗り越えていこうとする姿勢を持っていさえすれば、必ずどこかでよい形になると信じて生きていってほしいという願いもあります。
塾講師としては、「何としても合格させたい」、個人としては「思考し、試行する人間になってほしい」と願う私の出した結論が、「決して後悔をしない受験をさせよう」です。夢をあきらめてほしくないのです。記念受験なんて言葉は大嫌いです。夢が譲れないなら、今この瞬間に努力させたい。受験するからには5分以上の勝負ができるように仕上げてやりたい。そう思います。
2020年入試が終わり、これから春に向けて体制を再編成し、新たな生徒の夢をかなえることが出来る環境となるよう、私自身、自己研鑽を怠らずに邁進してまいります。もし、この思いに共感していただけたならば、スタディーズラボの門をたたいてみてください。では。
塾長 まつだ