城北中・徹底攻略【社会】
城北中の社会には、以下の特徴があります。
① 短記述問題の出題がない。
② 選択問題の比率が高く、出題内容は多岐にわたる。
③ 配点が70点と、得点の比重が相対的に大きい。
このことから、城北中に合格するためには、国語・算数の2科目だけに力を入れるだけではなく、理科・社会にも同等レベルの比重をかける必要があるといえます。
とはいえ、どのように学習を進めていけばよいのか。
10月からの約4か月間で社会科をしっかりとした得点源にするためのメソッドの一部をご紹介いたします。
メソッド① 社会科の用語をしっかりと整理して頭に入れておく
たとえば、以下の問題に答えてみましょう。
問1 江戸時代の終わり、日本が開国することになった日米修好通商条約において、不平等であった内容はどのようなものだったか。また、その不平等を解決に向かった人物とその内容として正しいものを次のア~エから一つ選び、記号で答えなさい。
ア 1894年、陸奥宗光がイギリスと交渉し、治外法権を廃止した。
イ 1911年、陸奥宗光がアメリカ合衆国と交渉し、治外法権を廃止した。
ウ 1894年、小村寿太郎がイギリスと交渉し、関税自主権を回復した。
エ 1894年、小村寿太郎がアメリカ合衆国と交渉し、関税自主権を回復した。
問2 日清戦争の講和条約の名称と、日本の全権代表を務めた外務大臣の名前の組み合わせとして正しいものを、次のア~エから一つ選び、記号で答えなさい。
ア ポーツマス条約―陸奥宗光
イ ポーツマス条約―小村寿太郎
ウ 下関条約―陸奥宗光
エ 下関条約―小村寿太郎
解説
問1・2に関しては、明治時代の2人の外務大臣をしっかりと整理しておけば解答できます。
スタディーズラボでは、授業内でしっかりと背景から順序だてて指導するので、理解に裏打ちされた社会科の実力を養成しています。
しかしながら、本番は緊張や知らない用語に惑わされるなど、何が起こるかわかりません。
そのため、とっさの判断で解答ができるように以下のようにまとめたものを作っています。
~明治時代の外交は「4」で分けろ!!~
年号 | できごと | 交渉国 | 外務大臣 |
1894年 | 治外法権の廃止 | イギリス | 陸奥宗光 |
1911年 | 関税自主権の回復 | アメリカ合衆国 | 小村寿太郎 |
- 1894年のできごとが、4文字!
- 交渉国は「イギリス」の4文字!
- 外務大臣は「陸奥宗光」の4文字!
- そうではないものは1911年のできごとである!!
以上のようなことが出来れば、流れや背景知識を要する問題だけではなく、用語を様々な切り口で整理整頓することで、城北中特有の選択問題にも十分戦える実力がつくと考えています。
これらのものは地理歴史公民問わず、生徒一人一人の特性に合わせてオーダーメイドの語呂合わせを作成しています。
もし、どうしても攻略したい分野がありましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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