成蹊中・徹底攻略【算数】
総評
2019年度から2022年度まで、大問6題、設問20題の出題形式は変わらない。
大問1では2題、小数と分数、かっこが入り混じった四則計算が出題される。
時間をかけずに確実に解きたい。
大問2は設問が6つ出題される。
2019年度は、相当算、規則性、角度、仕事算、つるかめ算、比
2020年度は、相当算、仕事算、角度、比、面積、立体
2021年度は、差集め算、平均、角度、体積、比、ニュートン算
2022年度は、つるかめ算、角度、流水算、仕事算、消去算、図形の回転移動
と幅広い範囲から出題されている。
問題自体は平均的で難しくないため、時間をかけずに解きたい。
ただし例年合格者平均点は70~80点と高めであるため、ここで間違えるわけにはいかない。
大問3は、2018年度は売買算、2019年度は図形の回転移動だったが、2020年度からずっと濃度が出題されるようになった。
基本的に混ぜるか蒸発させる問題なので、塩の量が変わらないことを念頭に解けば難しくない。
大問4は、2019年度に体積、2020年度は売買算、2021年度に平面図形、2022年度に立体の切断が出題されている。
この辺りから解き甲斐のある問題になってくるため、焦らず落ち着いて解きたい。
諸君はこれから過去問を解くと思われるため多くは語らないが、2022年度はなかなかの良問であった。
大問5は、2019年度に濃度、2020年度は平面図形、2021年度に分数の性質、2022年度に体積が出題されている。
ここもなかなか良い問題が続く。
面積図を書いたり、規則性を探したりとある程度のひらめきが必要になる。
自分が計算して出した数字を問題文のどこかで見ていないか、ダイヤグラムの曲がったところが何を意味しているのか、一つ一つを確認しながら確実に解いてもらいたい。
大問6は、2019年度から2021年度まで、速さ(ダイヤグラム)の問題が出題されていたが、2022年度は規則の問題に変わった。
ダイヤグラムはある程度書き込みを入れながら解かなければならない難しい問題だったが、2022年度は、問題内の規則を頭の中に入れて挑めば解ける内容だった。
落ち着いて最後まで頑張ってほしい。
最後になるが、ここから入試までラストスパートだ。不安になることもあると思う。
もっと点数を取りたい。合格を確実にしたい。
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